レシチン、オレイン酸、リノール酸の役割
主要成分の役割レシチンやオレイン酸、リノール酸は、私たち身体の細胞の壁をつくる物質のひとつで、細胞の壁を丈夫にすることにより、細胞の動きや免疫力を向上させる働きがあります。また、細胞の壁を柔らかくし弾力をつけるといわれます。
卵黄レシチンの構成成分のひとつ、コリンは神経伝達物質、つまり正常な神経の成長発達に欠くことのできないものです。特に物忘れなどの原因に、コリンの摂取による予防が注目されています。
体調の維持に欠かせないコリン
コリンはまた身体調の維持にはなくてはならない物質です。コリンの不足は疲れを増大します。したがってコリンを供給することにより、身体の代謝を活発にさせる必要があります。
さらにレシチンやオレイン酸には、血液中のコレステロールを乳化させ、コレステロール値を下げる働きもあるといわれています。
ただし、人間の各成長段階におけるレシチンやコリンの必要量は、まだ明らかにされておらず、身体内での役割についてもまだわからないことがたくさんあります。このことは今後新たな作用が発見される可能性があるということでもあります。
ビタミンEには、抗酸化作用があります。つまり細胞の老化や癌化、動脈硬化の進行には身体の酸化が関わっていますが、ビタミンEはその酸化を抑える重要な働きをしています。
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